高齢化社会と地域による医療格差

今、日本はみなさんもご存知の通り高齢化社会を迎えています。
若年層と比べ、老年の方の比率は今後もどんどん増加していきます。

また、都市集中型の経済社会における一つの大きな弊害として、「地域格差」が依然として存在していることも様々な面で問題として取り上げられることがありますよね。
そういった様々な波は医療界にも波及しており、地域による医療格差なども生じているのは既に広く知られているところです。

「在宅診療」のニーズが広がっている

さて、昔の日本では病院の医師が往診するようなこともありましたが、最近では徐々に減ってきているようです。
その代わりとして、知名度を広げてきているのが「在宅診療」という新たな分野なのです。

国民会議がまとめたある報告書には、日本の医療提供体制に抜本的な見直しが必要だという訴えが記載されています。
それは、病院完結型の医療から地域完結型の医療へと「変化させていく必要がある」というものです。

実際に在宅診療医のニーズは徐々に広がってきています。
有る程度在宅診療に関する経験を積んだ医師は、その後開業されるケースも多いようです。
実際、それだけの需要が様々な場所に埋もれている、ということでしょう。

医師転職情報として、今回は在宅診療医師へ転職する方法、そしてメリットをご紹介していきたいと思います。

画像出典元:http://sekishinkai-sayama-cl.jp/housecall/

他の診療科目はすでに『飽和状態』

在宅診療医へと転職をする際に様々なメリットを検討されると思いますが、一番大きな理由として最後に挙げておきたいのは「開業への道がひらかれている」という部分です。

もちろん、他の診療科目であったとしても開業への道はあります。
しかし、概ね「飽和状態にある」というのも決して外せないポイントなのではないでしょうか。
また、患者数の全体的な増加により勤務医のみなさんには大きな負担が回ってきているというのも、ブラック医院の増加傾向によって明らかになっています。
このような話は全ての医療機関にあてはまるものではありませんが、不安定な経済状況にある今現在においては、考慮しておきたい所でもありますよね。

在宅診療医を目指すのであれば数年経験を積む

しかし、在宅診療は前述の通り「未来への期待が高い」道の一つです。
個人、あるいは施設を回ることになるので、一般的な勤務医とは大きく勝手も違ってくるでしょう。
しかし、大きなやりがいもあり、医師の基本であるヒューマンコミュニケーションを原点に、大切なスキルを大きく伸ばすことができる診療形態でもあります。

今では流れ作業のように医師が患者を診る光景が当たり前になっていますが、果たしてそこに本当の健康への道は開かれているのでしょうか。
精神や心といった概念を大切にする機運が高まりつつある昨今、在宅診療というスタイルは医療というものに対して、かつて日本でも大切にされていた理念を思い出させてくれるかもしれません。

もし皆さんが在宅診療医を目指すのであれば、まずは適切なスキルを身につけるため開業前に2−3年程度の経験を積む事が望ましいでしょう。
経験を積む為の求人情報については、医師転職サイトに登録し、エージェントの話を伺うのがいいかもしれませんね。

他にも、求人に応募してからの面接対策など、医師転職について書いてあるサイトなども参照してみるといいでしょう。
医師の転職に特化した情報サイトを見てみるのもいいですが、
鵜呑みにせず、口コミサイトなどでメリットとデメリットをしっかり見分けられるよう情報収集してみてください。

実際に転職コンサルタントの方に相談してみると、思ったよりスムーズに進行する事に驚くかもしれません。
やはりプロならではの安心感があるので、皆さんにとってよりよき道がみつかるよう、適切に後押しをしてくださると思います。

画像出典元:https://www.dr-10.com/

今後転職するなら在宅診療医がお勧め

医師として新たな道への転職を考えているのであれば、今後ニーズが高まることが既に分かっている在宅診療医への転職がお勧めです。
他の診療科目でも、もちろん今後ニーズが高まる科目はあります。
しかし、ここで在宅診療医への転職を勧めるのには一つの理由があるのです。

高齢化社会へと進んでいる日本のことを考えれば、今後在宅診療という新たな形態が広まることは間違いありません。
しかし、在宅診療に関する魅力はそれだけではありません。

今後は地方でも在宅医療のニーズが増えていく傾向

昨今、日本において「地方に関するブーム、流行」が密かに増えているのにお気づきでしょうか。
ふるさと納税による地方への還元、全国道の駅に関する名産品ブームなど、一昔前であれば全て「都市部」で完結していたはずのものが、徐々に地方へと戻りつつある印象があります。

民間病院は地域密着型の病院として周辺住民の方々と密接に結びついています。
参照元:神奈川県の医師求人事情(https://www.dr-10.com/

また、各地域における町おこし運動の活発化、そして地方へと流れて行く新しい若い世代の方々。
農業への回帰を検討する若者もかなり増えてきており、今後は一極集中ではない新たな道が拓けていくと、一部では囁かれ始めているのです。

もしこの話が本当ならば、地方が今後潤っていくことが考えられますよね。
僻地などにおけるニーズがもっとも高い在宅診療は、高齢化によるニーズの増加だけでなく、このような経済社会の動きによって加速度的に利用者が増加する可能性も含んでいるのです。
もし皆さんが転職を検討されているのであれば、このような理由が在宅診療にはあるということを、ぜひ心の片隅に置いておいて頂きたいと思います。